落石地区 エゾシカの大群とにらみ合う★3日目その5 毎年恒例?普通列車で行く春の大旅行記

その4へ

20162272 (83)
前回書いたように落石灯台のあるところ=落石岬ではない
画像中央の電波塔らしきものが建っている付近が狭義の落石岬だそうで
というわけで、灯台から落石岬まで歩くことにする
14時25分頃 灯台を出発
ちなみにあの電波塔らしきものは筑波にある国立環境研究所の観測装置で、
地球環境モニタリングステーションー落石岬 というものらしい
温室効果ガスのベースラインの自動無人観測装置だそうな…


徒歩地図
こんな感じの位置関係

20162272 (84)
雪原を歩く
後ろを振り返るとこんな感じ

20162272 (85)
ロールケーキのような風景の中を歩く

20162272 (86)
落石フットパスのコース
このように道しるべも設置されている

20162272 (88)
じっとこちらを見ているエゾシカの雄
海外に一度も出たことのない人間が言うのもあれだけど
なんかシベリアとかアラスカのような風景だ

20162272 (89)
わずかに残る踏み跡をたどる
画像の様にかなりのアップダウンがあるため非常に歩きにくい
下り坂を歩く際は滑ってひっくり返らないように気を遣う

20162272 (90)
あの棒が道しるべのはず
あそこ目指し歩く

20162272 (91)
フットパスのコースは芝が剥がされているらしく
こんな感じではっきりと道が分かる箇所もあった
当然全部こんな感じという訳ではない


20162272 (92)
歩き始めて25分
落石岬までもう一息…という場所で立ち止まる
今までで大きなアップダウンが待ち構えていた
試しに下ろうとするも斜面は完全に凍り付いていてスニーカーで歩けるような状態ではない
無理したらいけそうな気がしないでもないけどもう日も傾いてきたし
晴天とはいえ一応冬の道東、舐めてたら痛い目に合わないとも限らないので
残念だけどここで引き返すことにした
まあそれといって凄い景色が待っているわけでもないし別にいいかと思うことにしよう
夏にまた来るぞ!

20162272 (93)
灯台付近に戻って来た
ネットの訪問記を見ていると、夏でもフットパスのルートは不明確な時もあるらしい
結構どの訪問者も適当に進んでいるようだ
自分もルートを忠実にたどるのではなく山側を突っ切れば落石岬まで行けた気がしないでもないけど
今更うだうだ書いたところで後の祭りだ

20162272 (95)
15時10分頃 落石岬を発つ

20162272 (98)
15分ほどで松林を抜けて無線送信所跡まで戻って来た
東側の雪原には物凄い数のエゾシカがたむろしてて圧倒された

20162272 (99)
じーっと凝視
過去に遭遇したエゾシカと同じようにこいつらも5秒ほど目が合った後一目散に逃げていった

20162272 (100)

西側の平原からもなんだか視線を感じたので見てみると
キタキツネがちょこんと座ってこっちを見ていた
20162272 (101)
エゾシカと違って中々可愛げがある

kitune.png
縮小した写真じゃ良く分からないんで
抜き出して拡大してみた
肉眼ではわからなかったけどなかなか厳しい表情をしている


20162272 (102)
自分が歩き出すと肉眼で確認できる範囲のほぼ全てのエゾシカが自分を凝視する
なんか気持ち悪いというかぞっとするというか
野生動物に対してこういう感情を抱く事になるとは思いもしなかった

20162272 (103)
落石集落に大分近づいてきたけど周囲のエゾシカの数は一向に減らない
というかどこからやってきてるのか知らないけどものすごい勢いで増えているような感じすらある

20162272 (104)
後ろを振り返るとこんな感じ
やっぱり明らかに数が増えている
この写真の中にも70匹近い鹿が映り込んでいる

shikamure.png
拡大するとこんな感じ

20162272 (105)
面白いことに自分が歩いている道路よりも西側の雪原には
自分が見た限りエゾシカは一匹もいなかった
雲の切れ間から夕日が差す中々幻想的な光景も見れた

20162272 (106)

20162272 (107)

20162272 (108)
時刻はもう16時前
エゾシカとにらみ合っていたせいで16時35分発の釧路行き普通に乗車できる可能性はほぼゼロとなった
寒い無人駅で凍えながら列車を待つ羽目になりそうだ
そのことを考えると本当に憂鬱になる
結果論だけど茅沼の宿を予約できなくてよかった…

20162272 (109)
落石集落北側の斜面にもエゾシカの群れ

20162272 (110)
上の写真は群れのごく一部
適当に数えてみたらこの辺だけで100頭はいるようだ
後ろの落石灯台方向を見返すとこちらにも見渡す限りのエゾシカが…
ということは落石集落近辺、自分が肉眼で見渡せる範囲だけで200頭ほどのエゾシカがいるらしい
北海道の大自然凄い!を通り越して少々気持ちが悪い
これはさすがに増えすぎじゃなかろうか
後ろの林の中にはJR根室線の線路も通っている
こんなに数が多いんだから列車とシカの衝突事故が多発するのも良く分かる

20162272 (111)
三里浜方向を見る
海辺の段丘上に根室線が通っている
三里浜付近は有名な撮影スポットにもなってるはず
浜に行っても良かったなあと思ったけど日も大分傾いてきたし気温も下がって来た
今回は諦めよう…

20162272 (112)
住宅街の中でキタキツネと出会う
場所からして雪原の中で出会ったキタキツネとは別個体だと思われる
他の野生動物と同じようにこいつからもガンを飛ばされた

20162272 (113)
狐は犬の仲間だったと思うけど、たしかに横から見るとまんま柴犬だ

20162272 (115)
往路とは違い漁港を見下ろす道道の上を歩き落石駅を目指す
驚いたことに住宅街の中にもこんなにでっかいエゾシカがいた
しかも立派な角を持った雄
自分との距離は数メートル
ちょっと恐怖感すら感じた
野生動物とは目を合わせてはいけないとよく言うけど
あっちが合わせてくるんだからどうしようもない


20162272 (116)
目が合って数秒後にいきなり飛び上がるような勢いで走り出した
もう一匹雄鹿がいたようだ


勢いそのままに道路に飛び出した後


20162272 (117)
道路の向こう側から自分を凝視



20162272 (118)
あのクソ野郎びっくりさせやがって…
と思っているはず

20162272 (119)
落石神社
旅の安全祈願を祈ろうかなあと思ったけど参拝しようにも
全く除雪がされておらず足を踏み入れようがない
御利益があるかはしらんけど道路の反対側から軽く手を合わせた

20162272 (120)
漁港の方を見下ろすとエゾシカの群れ
自分の存在に気付くと猛烈な勢いでダッシュ

20162272 (121)
斜面を駆け上がり道路のすぐそばに迫る
まさかそのまま飛び出すはずはないだろうと思っていたけど

20162272 (122)
全く減速することなく道路に飛び出し、バコバコバコと音を立てながら反対側の林に突っ込んでいった
さっきの雄2頭の飛び出しとは比較にならないほど切羽詰まった感じというか
必死さはこちらの方が断然上
肝が冷えた
車が来ていたら100%衝突事故になっていたはず
バイクが来てたら逆に跳ね飛ばされた可能性すらある
この辺の人にはこれが日常なんだろうけど、よそ者が見ると恐ろしい光景だった

20162272 (123)
落石漁港
夕暮れの空の色が本当に綺麗だった

20162272 (124)
旅っていいなあと思える瞬間だった
立ち止まって景色を見ていると一気に体が冷える
さすがに寒い

20162272 (125)
本当に車が少ない…
周辺人口が少ないから当然と言えば当然だけど…

20162272 (126)
道道の横には線路が並走していた
時刻は16時35分 乗る予定の列車が来るはずなのでスタンバイ

20162272 (127)

20162272 (128)
数分まつと1両編成のキハ54がやって来た
ご覧の様に見事に失敗した
ビデオで撮ればよかった…

20162272 (129)
さよなら落石漁港

20162272 (130)
小便がしたくてしかたがなかったので途中のガソリンスタンドでトイレを借りた
ガソリンを入れるわけにはいかないんでお礼の代わりに自販機で2本HOT飲料を買いスタンドを後にした
間もなく落石駅…という所でいきなり吹雪いてきた
雪は数分で止んだけど頭の上には雪が積もり道路のアスファルトにもうっすら雪が積もっていた
本当に北の天気は変わりやすい
飲み終えた空のペットボトルを持って歩いていると
反対車線の歩道にいた婆さんから「ペットボトル投げようか!」と大声で言ってきた
何を言ってるんだこのババアと思ったけど数秒後に北海道では「捨てる」を「投げる」ということに気付く
お礼を言って婆さんにペットボトルを渡した
ありがとうございました

P1580230.jpg
17時ごろ 落石駅着
釧路行きの発車時刻は19時25分
2時間半も待ってたら本当に凍え死にそうなんで
一足先にやってくる18時25分発の根室行に乗車することにする
どっちみち19時25分発もこれの折り返し列車なので釧路到着時刻に変化はない  

20162272 (132)="525" height="393" />

20162272 (133)
19時30分前 定刻より数分遅れて根室行が到着
落石到着前に鹿と衝突したため遅れたと運転士がアナウンス
とするとあの海岸段丘付近でぶつかったんだろうか

20162272 (134)
18時49分の定刻より若干遅れて根室着
この時間の根室駅はすでに窓口が閉鎖されているので下車の際は運転士にきっぷをチェック
完全な無人駅と同じ扱いだった
そして1両編成のワンマンで終着駅なんだしきっぷのチェックは終日運転士に任せればいいような気もする

20162272 (135)
折り返し釧路行きは19時ちょうどに根室を発車
21時38分 定刻に終点釧路着

翌日へ
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 鉄道の旅
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

負鷺

Author:負鷺
後がないし先もない

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
Twitter
カウンター
今いる人
現在の閲覧者数:
ランキング
ランキング
検索フォーム
RSSリンクの表示
のりかえ
QRコード
QR